でもそこは「自己完結内閣」の本領発揮。質問には答えずに、
ひたすら自己完結に徹してます。聞かれたこととは関係ない、
自分の言いたいことを言って終了。松岡事件しかり、久間発言
しかり、赤城事務所費事件しかり。自民惨敗もしかり。
本題に入ります。
クロスメディアとは既に珍しくもない言葉です。インターネット
が登場する前からある言葉でした。
要は、広告代理店がクライアントの予算をフルに使い切るために
不要なメディアをかき集めて、広告をまとめて出稿して、多数の
メディアで複合的にプロモーションできたね、って話。
WEBが登場して、モバイルが登場して、「テレビCMは死んだ」って
言っちゃってる人もいますが、とりあえず、クロスメディアは、
当たり前のプロモーション方法となりました。
新聞メディア・テレビメディアだけで国民の大半にリーチできて
いた時代はとっくに終わり、より多くのメディアを使ってないと
せっかくの新商品・キャンペーンがお客さんに届きませんよって。
広告業界では、特にインタラクティブコミュニケーションを唱える
方面では、様々な成功例を謳ってます。
で、実際のところ、どうなんでしょうか。
うまくいってるのか。
確かに、前のまんまじゃヤバかった。
でも、最高というには程遠い。
その辺りを、気が向いたら語ってみます。
参考までに、
http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/070724_2.html
モバイルコンテンツ市場は「着メロ」がほぼ終わり。
コマース市場がグイグイ伸びてますね。
で、
http://www.e-research.biz/profile/pro_3/001872.html
モバイルでのショッピングでは、事前に買うものを決めて
いる人が半数近くて一番多い。
ってことは、サイトに行く前に何らかの手段で決定して、
お店(サイト)に行ってるわけ。
これはモバイル以外だとまた違ってくる。
某ドリンクメーカーの調査では、購入する商品を決めるのは
その70%が店頭で決めてる。見て決めてる。
最終決定の場(メディア)によって、どういう導線でお客を
誘導するのか、その間にどういうメディアを使って情報を
発信するのか、そのメディアではどんなメッセージがハマ
るのか。
顧客とクライアントの両方の立場で正確に状況を分析して、
正確な戦略を立てる必要がありますが、現状は得意分野に
注力して、あとは関連会社に丸振りしてる適当な代理店が
まだまだ多いのが現状です。各メディアの特徴も知らずに、
クロスメディアを語るなかれ。。
WEB2.0時代は、本来はクロスメディアプロモーションが、
最も上手に仕掛けられるのに。ストレス、ストレス。。
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