2007年11月20日

そもそも広告

ぜひぜひ社員の皆さんにも心して業務にあたって欲しいと
切に願います。オプト海老根CEOのコラム


インターネット登場以前の広告に携わった人の多くが、
ずっと感じてきたことでしょう。それ故に、「たかが
ネット、たかがモバイル」的な発想が蔓延ってしまっ
た時期もありました。

猫も杓子も状態になり始めている「インタラクティブ」や
「クロスメディア」という言葉ですが、昨今のネット広告
と「そもそも広告」を正確に把握しておかないと、適当な
ネタ程度で片付けられてしまいMAST。


広告:広く告げる→不特定多数の人々にメッセージ発信し、
興味を引きつけ、商品を訴求したり、理解を促進したりする。
(私辞苑より)

行動ターゲティング(BT)広告は、その人の行動を追いかけ、
その人に合うに違いない広告を自動的に提供します。車の
サイトばかりを見ている人は、車関係の広告がいつで出る
んでしょうね。あーつまらん、つまらん。

かつて、大昔ですが、CMのコピーを書いていた事がありま
した。コピーに全てを集約した企画書作成。おかげさまで、
私が生み出した企画・コピーが世間をあっと言わせたこと
もありました。たった、4文字でした。その4文字で、世間
を振り向かせたのは、快感でした。

4文字に刺激を受け、振り向いた人の中から、商品を購入
した人が出るわけですから。これは快感です。これまで、
その類の商品にそれほど興味がなかった人たちが、4文字
がきっかけで、下手すると人生が変った人もいたかも。



ま、これは特別な例として、そんな快感を僅かでも感じた
経験があると、今のネット広告の「つまらなさ」は吐き気
に繋がる危険性ありです。おぇ〜。


ネット広告の王者「検索連動型広告」最大手のOverture社
の山中さんもこう仰ってます。

もう一段高いレベルでのネット誘導を考える必要がある


リスティング広告は、検索というユーザのアクションを利用
して、かなり狭いターゲティングを行なっています。つまり
「広く告げる」のではなく、「狭く告げる」ことが売りです。

そうすることでムダな露出を減らし、購買に繋がるであろう
人にだけメッセージを発信して効率を上げようぜっ!vv



これによって、テレビCMのような巨額を投じなくても、全国
の不特定多数にメッセージを発信することが、中小企業どこ
ろか、個人でも可能になりました。

一方で、広告のクリエイティブ部分、プランニングがどこか
へ消えてしまいました。インターネット広告の罪。

知恵と経験を使って、情報や知識を活かして、ユーザにも、
企業にも、半歩先を提案する。そんな広告はどこへやら。。
ひねり」が足りな過ぎです。



どうやら、インターネット広告の役割は「単なる誘導」だけ
ではないらしい。ようやくタイミングのようです。誘導課程
を活用
しないと。。そろそろ。



posted by klp at 09:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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